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怪談 民俗学の立場から

Book information

Publisher
社会思想社
Year
1957
Language
japanese
Format
PDF
Filesize
91 MB (95678433 bytes)
Series
現代教養文庫 175
Pages
214\116
Time added
2025-03-13 12:55:36

Description

現在のように文明が高度に発達し、生活が化学化されているという時代に怪談のようなものが、なぜ、もてはやされるのか。 このようなことは、きわめて素朴、低級なる疑問として、しばしば一笑に付されてしまいがちなのだが、適当な解答が与えられないのならば、やはり、だれかがこれに必要があるだろう。目次:I 幽霊・妖怪の登場 一 怪談はなぜもてはやされるか {夏の夜の寵児-四つの特性-その栄枯盛衰} 二 怪談の主人公たち {幽霊-妖怪変化-憑きもの} 三 幽霊・妖怪出現の背景 {雑音にひしめく都会-ランプにかすむ田舎-カワタレ時・逢魔が時-ネオンに挑む幽霊}II 幽霊の歴史性 一 夏芝居・盆興行と幽霊 {盛況の幽霊ばなし-お盆と幽霊の因縁-ある学者の意見} 二 幽霊あ・ら・か・る・と {足のある幽霊・ない幽霊-新旧文化の併存-都会の幽霊(1)-都会の幽霊(2)-田舎の幽霊(1)-田舎の幽霊(2)} 三 幽霊の実態 {火の玉と魂のぬけた人間-人魂の色・形・種類-幽霊の現われかた} 四 二〇世紀の謎―心霊現象 {心霊術の実験-現代の幽霊現象-近代科学との対決}III 妖怪変化百態 一 「モウ」と出る妖怪変化 二 山中に住む妖怪 {生きている仙人-「やまびと」-鬼と天狗} 三 家や路傍の妖怪 {路上の怪-すさまじき雪女郎-狐と狸の腕自慢} 四 遊泳自在の妖怪 {水神変じて河童-河中の怪物-海の妖怪-濡れ女・磯姫・共潜き-竜宮と人魚}IV 神がみの零落と霊魂信仰 一 あの世とこの世と {日本人の天国-天国はいずこ-天国への階段} 二 生霊と精霊 {生きている魂-死後の魂と盆行事-成仏しきれぬ魂} 三 祖霊と八百万の神がみ {八百万の正体-すべては守神へ-強い信仰意識} 四 信仰の衰退と芸術の発生 {ご神体の具像化-なぜ具像化される?芸術の発生-信仰の衰退と怪談}V 怪談は生きている 一 現代人と怪談 二 現代文明と会談のゆくえ {信仰の娯楽化・慣習化-近代生活の不安-怪談流行の新しい素地} 三 エピローグ {幼な子の疑問-常識のエア・ポケット-われわれの立場}付録 霊魂現象の調査手帖参考文献紹介

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