源氏物語 一~八
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源氏物語 一 目次 凡例 桐壺(きりつぼ) 主人公の母―時めく更衣の紹介 更衣の家柄 主人公の誕生 更衣の立場 若宮三歳、袴着を行う 更衣の死 若宮、母の喪により里邸に退出 更衣の葬送 帝の悲しみ 野分のタべ、靫負の命婦の弔問 命婦の復命と帝の新たな悲しみ 若宮参内、祖母北の方の死 若宮のすぐれた才能 高麗人の予言、若宮臣籍に下り、源氏の姓を賜る 藤壺の女御の入内 源氏の君藤壺を慕い、二人ながら帝に寵愛される 源氏の君の元服 源氏、左大臣の姫君と結婚 左右の大臣家の勢力について 帚木(ははきぎ) 光源氏の人柄ー作者の前口上 内裏の御物忌ー源氏と頭の中将の交遊 五月雨の一夜―宿直所での源氏と頭の中将 雨夜の品定めの発端―頭の中将の女性観 上中下三階層の女の論 左の馬の頭と藤式部の丞登場 馬の頭の議論―没落上流階層と成上り者、および中流階層の論 ―中流の女の論 ―妻とすべき女を決めがたいこと ―未婚の若い娘は見ばえがよいだけ ―世話女房型も困りもの ―妻には子供らしい人がいいか 馬の頭の結論―理想の妻とは ―思わせぷりな女の家出騒ぎの例 ー妻たる者の夫の操縦法 ―技芸の道にたとえて女の美徳を説く 馬の頭の体験談 その一―指食いの女の話 馬の頭の体験談 その二―木枯の女の話 頭の中将の体験談―常夏の女の話 藤式部の丞の体験談―女学者、蒜食いの女の話 馬の頭によるまとめ―女手紙の漢字 ーはた迷惑な女流歌人 ―女は万事控え目に 翌日、源氏、左大臣邸の葵の上のもとを訪れる 源氏、方違えのため紀伊の守の邸に赴く 源氏、紀伊の守と空蟬のことを語る 源氏、空蟬の部屋をうかがう 源氏、空蟬の寝所に忍ぷ 源氏、帰邸 紀伊の守を召して小君をさし出すことを命ずる 源氏、小君に手紙を託す 小君への恨み言 源氏、再び紀伊の守の邸を訪れる 空蟬(うつせみ) 源氏、紀伊の守の邸を去る 空蟬の悩み 源氏、空蟬と軒端の荻と碁を打つところを覗き見る 小君、源氏を導き入れるが空蟬は様子を察して逃れる 源氏、軒端の荻と契り、空蟬の脱ぎおいた小袿を手にして帰る 源氏、老いた女房に見とがめられる 源氏、二条の院に帰って、女をしのぶ歌を詠み、小君に託す 空蟬、その心情を源氏からの畳紙の端に古歌に託して書きつける 夕顔(ゆふがほ) 源氏、乳母を訪れ、夕顔の宿の女から扇を贈られる 源氏、乳母を見舞う 源氏、夕顔の宿の女に興味を持ち、返歌をやる 惟光に隣の女の正体をさぐらせる 伊予の介の上洛と空蟬への未練 秋、六条の女君を訪れる 惟光、夕顔の宿の事情を詳しく報告し、源氏を手引きする 源氏、身分を隠して女のもとに通い、つよくひかれてゆく 源氏、仲秋の満月の夜、夕顔の宿に泊る 源氏、夕顔を某院に連れ出し、二人きりの時を送る その夜、魔性の女が現れ、夕顔は急死する 惟光参上して、夕顔の遺骸を東山に送る 源氏、帰邸後病み、頭の中将の見舞を受ける 源氏、惟光の案内で東山に行き、夕顔の遺骸と対面する 源氏、二条の院に帰ってのち、重い病気になる 源氏、全快して、右近に夕顔の身の上を聞く 源氏、病後に、空蟬や軒端の荻と文通する 源氏、夕顔の四十九日の法要を営む 夕顔をしのぷ五条の宿の人々と源氏 空蟬との別れ 若紫(わかむらさき) 源氏、おこりをわずらい、北山の聖を訪ねる 源氏、某僧都の庵室を望んで、これに目を止める 源氏、明石の浦に住む前播磨の守入道とその一人娘の噂を聞く 源氏、僧都の坊に美しい少女(後の紫の上)を垣間見る 源氏、僧都の坊に招かれて泊り、少女の素姓を聞く 源氏、少女を引き取りたい希望を僧都にもらす 源氏、尼君に歌を詠みかけて、意中を訴える 明け方、源氏、僧都と歌を唱和する 源氏、僧都、聖と惜別の歌を詠み交わす 源氏、尼君と歌を詠み交わす 源氏、迎えの君達と宴を張ってのち帰京 源氏、参内して帰京の挨拶をし、左大臣に伴われてその邸におもむく 源氏、葵の上と不仲 源氏、北山の少女を忘れかねて、尼君と文通 藤壺との逢瀬 源氏と藤壺の懊悩 藤壺、源氏の子をやどす 源氏、不思議な夢を見て、藤壺の懐妊の真相を思い合せる 七月に藤壺参内 北山の尼君、帰京源氏、その邸を訪れて、あどけない少女の声を聞く 翌日も尼君に病気見舞の消息、少女への思いがつのる 尼君死去 源氏、帰京した若君を訪れ、乳母の少納言と歌を詠み交わす 源氏そのまま若君と一夜を過す 源氏、帰途に、忍び所の門をたたかせて歌を詠みかける 兵部卿の宮、若君を訪れ本邸に引き取ろうとする 源氏、惟光をつかわす 源氏、ひそかに若君を迎え取る 二条の院の西の対で、若君の新しい生活がはじまる 源氏、若君に手習など教え歌を詠み交わす 兵部卿の宮、若君の行方を失って悲しむ 若君、源氏になつく 末摘花(すゑつむはな) 源氏、夕顔を忘れられず、面影を追う 源氏、大輔の命婦から末摘花の噂を聞き、興味を持つ 源氏、朧月夜に常陸の宮邸を訪れ、末摘花の琴を聞く 源氏、頭の中将に見つけられる 源氏、頭の中将と同車して、左大臣邸に行く 源氏、頭の中将と競争して末摘花に文をやる 源氏、命婦に末摘花ヘの手引きをうながす 源氏、常陸の宮邸を訪れ、末摘花に逢う 源氏、二条の院に帰り、訪れた頭の中将に怪しまれる 源氏、後朝の文を夕方にやる 源氏、末摘花への訪れを怠る 雪の夜、末摘花を訪れその貧しさを知る 源氏、翌朝雪明りに末摘花の醜い容姿を見る 源氏、貧しい門番をあわれむ 源氏、末摘花の生活を助ける 歳の暮、末摘花、源氏に正月の晴着を贈る 源氏、正月七日の夜末摘花をおとずれる 源氏、二条の院で紫の上と戯れる 解説 『源氏物語』の成立について 内容について 文章について 作者について テキストについて 校訂について 注釈について 付録 長恨歌 系図一 系図二 系図三 図録一 図録二 図録三 図録四 図録五 図録六 図録七 図録八 図録九 図録一〇 図録一一 図録一二 源氏物語 二 目次 凡例 紅葉賀(もみぢのが) 朱雀院の行幸の試楽に源氏、青海波を舞う 翌朝、源氏、藤壺と和歌を贈答 朱雀院行幸の盛儀 源氏、青海波に秘術を尽す 源氏と葵の上の不仲 二条の院の若草の少女、源氏を慕う 源氏、三条の宮に藤壺を訪う 二条の院の少女、いよいよ源氏に馴れ親しむ・元日の人形遊び 源氏と葵の上の仲 翌朝藤壺の三条の宮に参賀 二月、藤壺、皇子を産む 源氏、三条の宮に参る 藤壺の不安、源氏の苦悩、王命婦の困惑 四月、藤壺と若宮、参内 帝のお喜びと、藤壺、源氏の恐懼 源氏、藤壺と、若宮について歌を贈答 源氏、西の対の姫君に琴を教え、葵の上のもとに赴かず 源氏が二条の院に女を迎えて寵愛するとの噂に、帝、源氏を諫める 源氏、好色の老女房源典侍と歌を詠み交わしてたわむれる 源氏と典侍の逢瀬を頭の中将見あらわす 源氏、典侍、中将と歌の応酬 頭の中将、その出自を自負して事ごとに源氏と競う 七月、藤壺、弘徽殿を超えて立后 源氏、参議に昇進 藤壺腹の皇子の美しさ 花宴(はなのえん) 南殿の花の宴に、源氏、頭の中将、詩を作り、舞を舞う 宴の後、源氏、弘徽殿の細殿で朧月夜の君に逢う 源氏、惟光らに命じて、朧月夜の身もとを探らせる 源氏、二条の院に帰り、紫の上の成長ぷりを見る 源氏、左大臣邸に行き、左大臣と語る 源氏、右大臣家の藤の花の宴に招かれ、朧月夜を探し当てる 葵(あふひ) 桐壺帝譲位し、源氏を東宮の後見にする 六条の御息所、伊勢下向を考える 朝顔の姫君の態度 葵の上、懐妊 源氏、斎院の御禊に供奉、世の評判となる 葵の上、御禊の見物に行き、御息所と車争い 御息所、屈辱にうちひしがれながら、源氏の晴れ姿を見る 見物の人々、源氏を礼讃する 朝顔の姫君の自戒 源氏、車争いのことを聞き、心を痛める 祭の日、源氏、紫の上とともに見物 源氏、源典侍に出会う 六条の御息所の憂悶 葵の上、物の怪に悩む 源氏、御息所を見舞う 御息所の霊、生霊となってあくがれ出る 葵の上、出産近く、いよいよ物の怪に苦しむ 御息所の生霊、正体をあらわす 葵の上、男子出産 御息所の妄執深まる 左大臣方の安堵 源氏、参内の前に、葵の上としばしの別れを惜しむ 葵の上、人々の留守中に、にわかに死去する 葵の上の葬送 源氏、葵の上をしのぶ 秋霧の朝、御息所、源氏に弔問の文を贈る 時雨する夕暮、三位の中将、源氏を慰める 源氏、大宮に若君を思う歌を贈る 源氏、朝顔の姫君に手紙を贈る 源氏、葵の上方の女房たちと語る 源氏、左大臣邸を去る 左大臣、源氏を見送る 源氏が去ったあとの左大臣方の嘆き 桐壺院、源氏を迎えいたわる 源氏、藤壺に挨拶 源氏、二条の院に帰り、紫の上と語る 源氏、紫の上と契る 源氏、三日の夜の餅を祝う 源氏、いよいよ紫の上にひかれ朧月夜の君、御息所を顧みず 源氏、紫の上のことを公にしようと考える 新年、源氏、左大臣家を訪い、悲しみを分つ 賢木(さかき) 六条の御息所、伊勢下向を決意する 源氏、御息所を野の宮に訪う 源氏、御息所と歌を詠み交わし、一夜を過す 野の宮の暁の別れ 伊勢下向の日近く、御息所の嘆き深まる 伊勢下向の日、源氏、斎宮と贈答 御息所、斎宮に付き添い参内 御息所、斎宮とともに伊勢に出発 桐壺院病罵く、帝に遺言する 東宮行啓、源氏供奉する 桐壺院崩御 藤壺、三条の宮に退出にあたリ、源氏と贈答 諒闇の新年、ものさびしい源氏邸のさま 朧月夜の君、尚侍となるが、なお源氏を慕う 左大臣の失意 源氏、左大臣邸をしばしば訪れる 紫の上の幸福 朝顔の姫君、斎院になる 朱雀院の帝、母后や右大臣に圧される 源氏、臓月夜と密会 源氏、藤壺に近づく 翌晩、源氏、再び藤壺に迫る 源氏、嘆きながら帰る 源氏、悲嘆のあまり自邸に籠る 藤壺、出家を決意し、宮中に参る 藤壺、東宮に別れを惜しむ 源氏、雲林院に籠り、紫の上と贈答 源氏、朝顔の斎院と贈答 源氏、雲林院より二条の院に帰る 源氏、帰邸 紫の上と語らい、藤壺に紅葉を贈る 源氏、参内し、帝と語る 頭の弁、源氏を諷剌する 源氏、藤壺のお前で、歌を詠み交わす 朧月夜の尚侍、源氏に消息を送る 桐壺院の一周忌、源氏と藤壺、追憶の歌を詠み交わす 藤壺、御八講の終りの日、出家する 源氏、出家した藤壺と語る 藤壺出家後の源氏 新年、源氏、藤壺の三条の宮に参る 藤壺、源氏方の人々、昇進を阻まれる 左大臣、致仕する 三位の中将、いよいよ源氏に親しむ 朧月夜と源氏、密会の場を右大臣に見つけられる 右大臣の訴えに、弘徽殿の大后立腹し、源氏への報復を計る 花散里(はなちるさと) 源氏、麗景殿の女御を訪う 途中で、源氏、中川の女と歌を詠み交わす 源氏、まず、麗景殿の女御のもとで、昔語りをする 源氏、花散里と語らう 須磨(すま) 源氏、須磨退居を決意する 源氏、致仕の大臣の邸に暇乞いに行く 源氏、二条の院に帰り、その閑散とした様に胸を衝かれる 源氏、紫の上と別れを惜しむ 源氏、花散里を訪う 旅立ちの準備、留守邸の後始末をきめる 源氏、朧月夜の尚侍に別れの便りを送る 出発の前夜、源氏、藤壺の宮を訪れ、桐壺院の御陵に参拝する 源氏、東宮に別れの便りを送る 源氏の不遇に対する世間の動静 出発の日、源氏、紫の上と別れを惜しむ 源氏、須磨に着く 須磨の住居のさま 長雨の頃、源氏、京の人々に文を送る 源氏の文を見て、紫の上の嘆き 藤壺の嘆き、朧月夜の返歌 紫の上の返書 六条の御息所の使い、伊勢よリ来る 花散里の文 朧月夜の尚侍、許されて参内する 秋、須磨の侘住いのさま 夕暮れ、源氏、家来たちと唱和する 八月十五夜、源氏、故郷を懐う 大宰の大弐、上京の途次、源氏に消息を奉る 源氏を恋う人々と、弘徽殿の大后の怒り 紫の上、女房たちの信頼を得る 源氏、流謫の生活に耐える 明石の入道、源氏の噂を聞き、娘を奉ろうと思い立つ 入道の娘の人柄 翌年の春、源氏、都を偲ぶ 宰相の中将、源氏を訪問 中将、帰京する 三月上巳の日、源氏、海浜に出て御禊をし、暴風雨に騒われる 明け方、源氏の仮睡の夢に異形の者が現れる 明石(あかし) なお風雨止まず、京との音信杜絶、わずかに紫の上の使者来訪 翌日未明、暴風、高湖あり、住吉神社に願を立てるが、廊に落雷炎上 夜に入ってようやく風雨おさまり、源氏、危うく難をのがれる 桐壺院、源氏の夢枕に立ち須磨を去ることをすすめる 翌暁、住吉明神の夢告により明石の入道の迎えの舟来る 源氏、慎重に考慮の末迎えの舟で明石に赴く 源氏、都に劣らぬ豪奢な明石の入道の居館に落着く 源氏、京の諸所に文通、紫の上への返書をしたためる 明石の入道、娘を源氏にと思い、種々苦慮する 初夏の一夜、月明に、源氏、琴を弾じてはるかに京を思う 入道、琵琶、筝の琴を取り寄せて弾き、源氏と音楽談を交わす 入道、娘の将来についての長年の苦労を源氏に打ち明ける 源氏、入道の話に思い合せられるところがあり、娘への関心を示す 源氏、入道の娘に文をやり、その後文通を続ける 帝、夢に桐壺院を見て、眼病を病む太政大臣死去 弘徽殿の大后も病む 秋、源氏、娘を呼び寄せようとするが、娘も親も思い悩む 八月十三夜、源氏、岡辺の宿の娘のもとを訪れる 源氏、京の紫の上に自分から明石の上のことをほのめかす 明石の上の嘆き 源氏と紫の上、それぞれ絵日記に無聊を慰める 年改まって七月二十余日、召還の宣旨下る 明石の上懐妊、源氏の悩み 源氏、琴を弾じて明石の上と別れを惜しみ、歌を詠み交わす 出立の明け方、源氏明石の上と唱和する 入道、源氏の旅装や贈り物に心をくばる 別れの歌の唱和 入道一家の悲嘆 源氏入京 二条の院に紫の上と再会 権大納言に昇進 源氏参内して帝と語る 東宮、藤壺とも対面 源氏、明石に文通、五節と歌の贈答 付録 催馬楽ほか 琵琶引 系図一 系図二 系図三 図録一 図録二 図録三 図録四 図録五 図録六 図録七 図録八 図録九 図録一〇 図録一一 図録一二 図録一三 図録一四 図録一五 源氏物語 三 目次 凡例 澪標(みをつくし) 源氏、桐壺院追善の法華八講を営み、朱雀院を輔佐する 朱雀院、譲位を決意し朧月夜の尚侍と語る 翌年春、東宮元服 東宮即位し、源氏一門で政権を握る 明石で、姫君誕生 源氏子孫繁栄の予言を信じる 源氏、明石に乳母を送る 源氏、親しく乳母の人柄を観る 乳母、明石へ出で立つ 乳母を迎えた明石の人々のよろこび 源氏、紫の上に、姫君誕生のことを打ち明ける 源氏、明石の姫君の五十日の祝いに心を配る 源氏、久々に花散里を訪れる 五節の君や朧月夜の尚侍の動静 源氏、新東宮とも間柄良し 藤壺、准太上天皇になる 源氏、兵部卿の宮に冷淡 秋、源氏の住吉詣で たまたま、明石の上一行も来合わす 源氏一行の美々しい行列とそれを見る明石の上の嘆き 源氏、惟光、主従の感懐 源氏、惟光より明石の一行のことを聞き、消息を交わす 明石の上、源氏の上京の勧めに思い悩む 斎宮帰京し、母御息所病のために出家する 源氏、御息所を見舞う 御息所、斎宮のことを遺言 御息所の死 源氏、後事に尽す 源氏、斎宮を弔問 源氏、斎宮の入内を志す 朱雀院、斎宮に求婚する 源氏、藤壺の力を藉り、斎宮の入内を遂げようとする 藤壺、源氏の冷泉帝輔佐をよろこぶ 蓬生(よもぎふ) 源氏須磨退居の折の女君たちの生活 末摘花の窮乏の生活 常陸の宮邸の荒廃のさま 末摘花のさびしい暮し 末摘花の叔母、報復を企む 叔母、末摘花を大宰府に伴おうとする 源氏、帰京後も末摘花を訪れず、叔母の勧誘いよいよ急 乳母子の侍従も叔母に同行せんとし、姫君を勧誘する 冬、兄の禅師の君、源氏の動静を伝える 叔母、最後の勧誘に来訪 叔母、侍従を連れ去る 雪に埋れた末摘花の暮し 四月、源氏、花散里を訪れる途中、常陸の宮邸に気づく 惟光、邸内の様子を探る 惟光、蓬の露を払いつつ、源氏を邸内に導く 源氏を迎える末摘花 源氏、末摘花と唱和 源氏、末摘花を庇護し、人人、常陸の宮邸に集まる その後の、末摘花の仕合せな暮し 関屋(せきや) 空蝉、夫の任地常陸に下向する 帰洛の途次、逢坂の関で、源氏に再会 源氏、衛門の佐を介して、空蟬に文をやる 空蝉、源氏と贈答 常陸の介の死と、その後の空蟬 絵合(ゑあはせ) 前斎宮の入内 朱雀院より贈り物をする 源氏参内し、六条の御息所を偲ぷ 斎宮の女御入内 帝、弘徽殿の女御に親しむ 源氏、朱雀院と往時を語る 帝、絵を好まれ、後宮ならもこれに倣い、競う 中宮のお前の物語絵合せ 竹取物語と宇津保物語の俊蔭 伊勢物語と正三位を合わす 源氏、内裏の絵合せを企画 朱雀院、斎宮の女御に絵巻を贈る 帝のお前の絵合せ 須磨の絵日記で、左方勝つ 源氏と帥の宮、才芸について論じ合う 源氏、輔佐の臣として聖代の政治に貢献する 松風(まつかぜ) 東の院の造営成り 花散里等移リ住む 明石の上の上京を勧める 明石の入道、大井の邸を修築 明石の上の上京 明石親子の歌の唱和 明石の上、大井の邸に到着 大井での再会 源氏、大井にくつろぎ、尼君とも語る 嵯峨野の御堂 源氏、形見の琴を弾き、明石の上と唱和 大井での別れの朝迎えの人々参集 靱負の尉と女房 桂殿での遊宴 勅使参り、帝、歌を賜る 源氏唱和 源氏、帰邸、紫の上の機嫌をとる 源氏、姫君を引き取ることを紫の上に相談する 薄雲(うすぐも) 源氏、明石の上に姫君を手放すことをすすめる 明石の上の悩み 母尼君の意見 明石の上、姫君を手放す決意をする 明石の上、乳母と歌を唱和する 姫君、二条の院に迎えられる 二条の院での姫君、袴着の儀 歳暮、明石の上、乳母などに衣裳を贈る 二条の院の新春、東の院の花散里の日常 源氏、大井を訪れようとして、紫の上と唱和 大井に源氏を迎える明石の上のたしなみ 太政大臣薨去(こうきょ) この年、しきりに天に異象を見る 藤壺の宮、病あらたまり、冷泉帝、行幸 源氏、藤壺の宮を見舞う、藤壺の宮崩御 藤壺の宮の仁慈 源氏の悲傷の歌 夜居の僧都の密奏 帝、思い悩んで、譲位の希望をもらす 帝、源氏に譲位を考慮 源氏、譲位のことを固辞 源氏、王命婦に質す 源氏、二条の院に退出した斎宮の女御に対面 源氏、御息所のことなど過去を語り、後事を託す 春秋優劣の論の話題に女御は秋に心を寄せる 源氏の反省 源氏、大井に明石の上を訪う 朝顔(あさがほ) 源氏、桃園の宮に女五の宮を訪う 源氏、女五の宮と語る 源氏、前斎院と歌を詠み交わす 帰邸後、源氏、前斎院と朝顔の歌を贈答 源氏、前斎院に執心その噂に紫の上悩む 源氏、女五の宮を訪う紫の上の不安 桃園の宮の荒廃 源氏、源典侍に会う 前斎院の志操堅固 前斎院の心境 源氏、紫の上を慰める その夜の月明の雪の情趣 源氏、紫の上に藤壺のこと、あわせて前斎院のことを語る 朧月夜の噂 明石の上と花散里 藤壺、源氏の夢枕に立って恨む 藤壺への源氏の思慕の情 少女(をとめ) 御禊の日、源氏、朝顔の前斎院と贈答 女五の宮、源氏との結婚を勧めるが、前斎院は従わず 夕霧の元服 夕霧の字(あざな)をつける儀式 作文(さくもん)の会 夕霧、学問に励む 夕霧の寮試の予行 夕霧寮試に及第 斎宮の女御、立后 源氏、太政大臣になる内大臣とその家族のこと 夕霧と雲居の雁の恋 内大臣、雲居の雁を交え大宮と琴を弾きつつ語る 夕霧来訪、内大臣と語る 内大臣、夕霧と雲居の雁の噂を聞く 内大臣、大宮を訪れ非難する 内大臣、乳母たちを叱る 大宮の思い 大宮、夕霧をさとす 夕霧と雲居の雁の嘆き 内大臣、雲居の雁を引き取る 夕霧、大宮邸来訪 大宮、雲居の雁を呼び、別れを惜しむ 夕霧、大宮のはからいで、雲居の雁と対面 雲居の雁と別れた夕霧の嘆き 源氏、五節に惟光の娘を奉る 夕霧、惟光の娘を見て、恋う 五節の日、源氏、昔の五節の君を思い、文をやる 夕霧、惟光の娘に文をやる 惟光、夕霧の文を見て喜ぶ 源氏、夕霧を花散里に預ける 夕霧の花散里評 歳暮、大宮と夕霧の嘆き 源氏、年頭の盛儀 朱雀院の行事 放島(ほうとう)の試みと管絃の宴 帝と源氏、弘徽殿の大后を訪う 夕霧、進士に及第し、侍従になる 源氏、六条の院の造営、式部卿の宮の五十の賀の準備をする 六条の院完成 四季の庭の情趣 御方々の六条の院移転 中宮と紫の上の応酬 明石の上の移転 玉鬘(たまかづら) 源氏、夕顔を忘れず、侍女右近の追慕の思い 夕顔の忘れ形見、乳母に伴われて筑紫に下る 乳母の夫少弐死亡姫君、美しく成人 肥後の大夫の監の求婚 大夫の監の懸想文、訪問 長兄の豊後の介、上京を決意 都での一行の窮迫、石清水八幡宮に参詣 豊後の介の一行、長谷寺に参詣 椿市で夕顔の侍女右近と邂逅 御堂に参籠 右近と乳母、宿坊に語る 右近、源氏に玉鬘の消息を伝える 源氏、玉鬘を引き取ろうとし、玉鬘と歌の贈答をする 玉鬘の居所、丑寅の町の西の対に予定される 源氏、紫の上に夕顔のことを打ち明ける 玉鬘、十月に六条の院に移る 源氏、玉鬘と対面 源氏、玉鬘の様子を紫の上に語る 夕霧にも紹介 玉鬘の新しい生活 豊後の介、家司になる 年の暮、源氏、新春の晴着を婦人たちに贈る 末摘花のお礼の歌 源氏の批評、歌の論 付録 天徳四年内裏歌合 系図一 系図二 系図三 図録一 図録二 図録三 図録四 図録五 図録六 図録七 図録八 図録九 図録一〇 図録一一 源氏物語 四 目次 凡例 初音(はつね) 新春の六条の院 春の御殿のあリさま 源氏、紫の上と唱和 明石の上と姫君の贈答 源氏、花散里を訪う 源氏、玉鬘を訪う 源氏、明石の上を訪れ、一夜を明かす 六条の院の臨時客 源氏、東の院に末摘花を訪う 空蟬の尼君を訪う 六条の院の男踏歌 源氏の夕霧評、踏歌の後宴の計画 胡蝶(こてふ) 春の御殿の船楽 中宮の女房と交歓 人々、玉鬘に心を寄せる 兵部卿の宮の求婚 中宮の季の御読経 紫の上、春秋を争い勝つ 人々、玉鬘にいよいよ執心 源氏、人々の恋文を見る 兵部卿の宮の文 髭黒の右大将らの文 源氏、返書について教訓する 柏木の文 源氏の人物評 源氏、玉鬘と唱和 源氏、紫の上に、王鬘のことを語る 源氏、玉鬘に心中を打ち明ける 源氏、玉鬘に添い臥す 玉鬘の悩み 源氏、後朝めいた文を寄こす 玉鬘の困惑 兵部卿の宮たちの思惑 螢(ほたる) 玉鬘の困惑 源氏、なお言い寄る 兵部卿の宮の求婚 兵部卿の宮、玉鬘を訪問 源氏、玉鬘の側近く螢を放つ 宮、螢の光に王鬘の姿を見、歌を詠み交わす 王鬘に対する源氏の自制 五日、宮と玉鬘の贈答 馬場での騎射の催し 源氏、花散里の許に泊る 源氏と花散里の唱和 王鬘、物語に熱中、源氏、物語を論ずる 源氏、物語にかこつけて玉鬘に言い寄る 明石の姫君と物語 源氏の教育上の配慮 夕霧と明石の姫君 夕霧、雲居の雁を忘れず 内大臣、夕顔の生んだ子を心にかける 夢解きのこと 常夏(とこなつ) 源氏、釣殿に、夕霧や内大臣の子息たちと納涼を楽しむ 源氏、近江の君のことを尋ねる 源氏、人々を引き連れて、西の対に行く 源氏、玉鬘と内大臣について語る 源氏、和琴を論ず 源氏、王鬘と唱和 源氏、玉鬘の処遇について思い悩む 内大臣、弁の少将と玉鬘の噂をして、対抗心を燃やす 内大臣、雲居の雁の部屋に行き、教訓する 内大臣、近江の君の処遇に悩み、弘徽殿の女御に託す 内大臣、近江の君を訪れ女御への出仕を勧める 近江の君、女御に歌を贈る 女御方、近江の君の文に一同失笑しつつ、返事を書く 近江の君‘返歌を喜ぷ 篝火(かがりび) 近江の君の噂を聞く源氏の批判と玉鬘の思い 初秋の一夜、源氏、玉鬘を訪れて、篝火の歌を詠み交わす 夕霧と柏木兄 西の対に参上 野分(のわき) 中宮の町の秋の景観 夕霧、南の御殿(おとど)で紫の上を垣間見る 夕霧、三条の宮に赴く 夕霧、夜,紫の上のことを思い続ける 翌早朝、夕霧、六条の院に赴く 夕霧、源氏の名代として秋好む中宮を見舞う 夕霧、源氏に復命、なお紫の上を忘れがたく思う 源氏、中宮を見舞う 源氏、明石の上を見舞う 源氏、王鬘を見舞う 夕霧、源氏と玉鬘を垣間見る 源氏、花散里を見舞う 夕霧、明石の姫君のもとで雲居の雁などに文をやる 夕霧、明石の姫君を垣間見る 夕霧、大宮の許に参上、内大臣大宮に近江の君のことをこぼす 行幸(みゆき) 玉鬘への恋を反省する 大原野の行幸 玉鬘、行幸を見物する 源氏と帝の贈答 翌日、玉鬘と源氏の贈答 源氏、王鬘の裳着の腰結役を、内大臣に依頼する 源氏、大宮の病気を見冥舞う 源氏、王鬘のことを大宮に打ち明ける 大宮、内大臣に消息する 内大臣、さまざまに思案のあげく、大宮邸に赴く 子弟を引き連れた内大臣の威儀 源氏、内大臣と対面 玉鬘のことを打ち明ける 源氏、内大臣、三条の宮を辞去する 内大臣の臆測 源氏、玉鬘と夕霧に事情を話す 王鬘の裳着、大宮の贈り物 中宮はじめ御方々の贈り物、末摘花との贈答 内大臣、玉鬘の裳の腰を結う 兵部卿の宮の求婚 玉鬘を羨む近江の君と、人々の嘲弄 藤袴(ふぢばかま) 玉鬘、尚侍に就任し、宮廷出仕について思い煩う 喪服の玉鬘と夕霧の訪問 夕霧、意中を打ち明ける 夕霧の復命 玉鬘の出仕、十月と決定 人々の焦燥 柏木、父内大臣の使いとして、玉鬘を訪問 髭黒の運動とその権勢 焦る求婚者たちの恋文 真木柱(まきばしら) 事態急転し、王鬘、髭黒の大将の得るところとなる 玉鬘の結婚のこと、世評にのぽり、帝のお耳にも入る 玉鬘、髭黒に心解けず兵部卿の宮たちの落胆 源氏、玉鬘の部屋を訪れ、歌を詠み交わす 髭黒、玉鬘を自邸に迎えようとする 髭黒北の方のこと 物の怪による乱心 式部卿の宮、北の方を引き取ろうとする 髭黒、北の方を慰める 外出の支度をする髭黒に、北の方乱心して火取りの灰をかける 北の方の物の怪調伏の加持 髭黒、玉鬘に消息 髭黒、玉鬘のもとに籠り北の方に寄りつかず 式部卿の宮、北の方を引き取る 姫君、真木柱の別れの歌を詠む 母君、女房たちの歌 式部卿の宮の北の方、源氏をあしざまに言う 髭黒、宮邸を訪れるが、説得不調に終る 髭黒、男君二人を自邸に連れ帰る 紫の上の困惑 玉鬘、男踏歌を機会に参内 承香殿に局する 踏歌の儀、玉鬘の局での饗応 髭黒、玉鬘に早々の退出をうながす 兵部卿の宮、玉鬘に歌を寄せる 帝、玉鬘の局に出御、歌の唱和 髭黒、急遽退出を計る帝と玉鬘、歌の唱和 髭黒、玉鬘を私邸に退出させる 髭黒の安堵 二月、源氏、玉鬘を偲ぶあまり、ひそかに文を贈る 玉鬘の返歌 源氏の悲しみ 帝の恋情 三月、源氏、玉鬘を偲び歌を贈る 髭黒、返歌 髭黒一家の動静 真木柱の姫君の孤独 十一月、玉鬘、男子出産 柏木の思い 近江の君の近況 夕霧に懸想して歌を詠みかける 梅枝(むめがえ) 源氏、明石の姫君の裳着、入内に備え、薫物を合わす 兵部卿の宮の来訪 前斎院よりの薫物 薫物競べ 薫物競べのあとの宴遊 裳着の儀式 東宮の元服 源氏、さらに入内の準備に励む 源氏、紫の上を相手に仮名の論 源氏、人々に草子の執筆を依頼する 源氏、草子を書く 兵部卿の宮の来訪 源氏の草子を見る 人々の草子を見る 兵部卿の宮、源氏に仮名の手本を贈る 源氏、明石の姫君の調度の書画を調える 夕霧と雲居の雁の仲 源氏、夕霧に教訓する 内大臣の焦慮と雲居の雁の嘆き 藤裏葉(ふぢのうらば) 夕霧と雲居の雁の煩悶 内大臣、心折れる 三月、大宮の三回忌法要に、夕霧も参会する 内大臣、夕霧を藤の花の宴に招く 夕霧、源氏に報告 夕霧、内大臣邸に着く 内大臣、結婚を申し出る 夕霧、柏木に導かれて、雲居の雁に逢う 後朝の文と内大臣の満足 源氏、夕霧を諭す 六条の院の灌仏会 夕霧の理想的な結婚生活始まる 紫の上、御形詣ての帰り、賀茂の祭を見物 夕霧、藤典侍と贈答 姫君入内の後見に明石の上を添える 明石の姫君入内 紫の上、明石の上と対面 明石の上、姫君と再会 源氏思う事なし 源氏、明年の四十の賀に先立ち、准太上天皇となる 内大臣、夕霧それぞれ昇進 夕霧、雲居の雁の乳母と唱和 夕霧、三条殿に移る 太政大臣、三条殿を訪れる 六条の院行幸 源氏、太政大臣と唱和 殿上の御遊 付録 春秋優劣の論 薫集類抄 海漫々 系図一 系図二 系図三 図録一 図録二 図録三 図録四 図録五 図録六 図録七 図録八 図録九 図録一〇 図録一一 図録一二 図録一三 官位相当表 源氏物語 五 目次 凡例 若菜(わかな) 上 朱雀院病み、出家を志す 朱雀院、女三の宮の将来を憂う 東宮、母女御とともに朱雀院を見舞う 朱雀院、東宮に、女三の宮のことを依頼 歳末、朱雀院の病、いよいよ重し 夕霧、朱雀院を見舞う 朱雀院の源氏父子評 朱雀院、女三の宮の婿選びにつき乳母たちと相談 乳母、兄左中弁の話を、朱雀院に言上 婿の候補者たちの人物評 候補者たちの反応 東宮、源氏を推薦 左中弁、源氏に説く 女三の宮の裳着の儀式 秋好む中宮のお祝い 朱雀院の出家 源氏、朱雀院を見舞い、女三の宮との結婚を承引 朱雀院の饗宴 源氏、紫の上を思って悩む 源氏、紫の上に打ち明ける 紫の上の思い 新年、源氏、四十の賀を迎える 玉鬘、源氏に若菜を献じ、四十の賀を祝う 女三の宮、六条の院に降嫁 三日の夜、源氏と紫の上の思い 紫の上、女房たちを諭す 眠れぬ紫の上 源氏、夢に紫の上を見て、早朝に帰る 源氏、女三の宮と贈答 源氏、女三の宮の人柄に改めて、紫の上を思う 朱雀院より、源氏、紫の上に依頼の手紙 朧月夜の尚侍、退出 源氏、朧月夜と文通 源氏、朧月夜と再会 紫の上のもとに帰った源氏 明石の女御、懐妊のため、退出 紫の上、女三の宮に対面を申し出る 紫の上の物思い 源氏、朧月夜のもとへ 紫の上、女三の宮に対面 六条の院の安定 紫の上、嵯峨野の御堂で、源氏四十の賀の法要を行う 二条の院での精進落しの賀宴 源氏、賀の行幸を拝辞 秋好む中宮の営む御賀の催し 中宮主催の賀宴のさま 帝の仰せにより、夕霧、賀宴を催す 新年、明石の女御の出産迫り、西北の町に移る 大尼君、女御に昔語りをする 男御子、誕生 七日、帝の産養 源氏の満足 若宮を囲む紫の上と明石の上 明石の入道の入山 入道の遺書 明石の上、入道の文を見る 尼君の述懐 明石の上と尼君の悲喜こもごもの涙 明石の女御の参内迫る 明石の上、入道の文を女御に見せる 源氏、入道の文を見る 源氏、明石の女御に紫の上の恩を説く 夕霧の女三の宮批判 夕霧の紫の上礼讃 柏木の執着 六条の院の蹴鞠の遊び 柏木と夕霧、女三の宮を見る 女三の宮の立姿 東の対の宴と柏木の恋の悩み 柏木、夕霧と同車して女三の宮のことを語る 柏木、小侍従に文をやる 若菜(わかな) 下 小侍従の手紙を見ての柏木の焦燥 六条の院の競射の催し 柏木の思い 柏木、弘徽殿の女御を訪う ついで東宮に参上 柏木、東宮を通じて垣間見の折の猫の入手をはかる 柏木、猫を得て女三の宮を偲ぷ 玉鬘の近況 真木柱の姫君のこと 真木柱、兵部卿の宮と結婚 式部卿の宮の心づかい 兵部卿の宮、真木柱に不満 玉鬘の感慨 大北の方の不満 その後四年を経て冷泉帝、譲位さる 太政大臣、致仕 髭黒、右大臣として政権の座に 明石の姫君腹の第一皇子、立坊 源氏、冷泉院に継嗣のないのをひそかに残念に思う 東宮の女御の声望 冷泉院の日常 紫の上、出家の希望をもらす 明石の上と母尼君 源氏、住吉詣でを思い立つ 明石の入道の願文 紫の上も同行 一行の盛大な行装 女御、紫の上、明石の上 明石の尼君も同行 社頭の東遊 源氏と尼君の贈答 夜に入って、紫の上女御そのほかの詠歌 明け方の神楽の情景 翌朝の松原の景 明石の尼君の世評 朱雀院のご日常 女三の宮、二品に叙せらる 紫の上、女一の宮の養育に無聊を慰める 花散里、夕霧の典侍腹の子を養育 玉鬘の近況 源氏の女三の宮へのいつくしみ 朱雀院、女三の宮との対面を希望 源氏、女三の宮のために朱雀院の五十の賀を計画 御賀の舞楽の準備 源氏、御賀のために、女三の宮に琴を教授する 女三の宮に秘曲を伝授 女御、六条の院に退出 源氏、冬の夜の月明に琴を伝授 年明ける 源氏、正月に女楽を計画する 六条の院の女楽 紫の上、女御、明石の上、女三の宮それぞれの童女の装い 明石の上琵琶、紫の上和琴 女御筝攀の琴、女三の宮琴 源氏、筝の調絃のために夕霧を呼ぶ 夕霧、参上して調絃 女君たちのはなやかな演奏 源氏、女君たちを覗き見て花によそえる 女三の宮 二月の青柳 女御 朝ぼらけの藤の花 紫の上 桜 明石の上 花橘 夕霧の思い 源氏、夕霧を相手に音楽を論ずる―春秋の論 ―当代の名手の評判 ―源氏の琴の論 源氏、和琴を弾く 葛城の演奏 夕霧ら、禄を賜って散会 夕霧と雲居の雁 源氏、紫の上と語る―女三の宮の琴 ―理想の妻としての紫の上 紫の上、今年三十七歳 ―紫の上の厄年の不安 ―源氏、半生を回顧 紫の上への愛を語る ―紫の上、再び出家を願う ―源氏の女性観 それぞれの女性評 ―葵の上 ―六条の御息所 ―明石の上 ―紫の上 源氏、女三の宮の許に赴き泊る 紫の上、わが身の寄るべなさを嘆く 翌暁、突如発病 二月も過ぎて、二条の院に移る 明石の女御も看護に尽す 病状なお好転せず 柏木の近況 中納言に昇進 女二の宮を北の方とする 柏木、女三の宮を忘れかねて、小侍従を語らう 柏木、小侍従の手引きで、女三の宮に近づく 柏木、宮をかき口説く 柏木、我を忘れて宮に迫る 猫の夢見る 女三の宮の驚きと悲しみ 二人のきぬぎぬの別れ 柏木の源氏に対する恐れ 女三の宮の恐れ 源氏、女三の宮を見舞う 柏木の日常 紫の上、絶え入る 物の怪出現、紫の上蘇生 六条の御息所の死霊出現 紫の上死去の噂が立つ 柏木、弟たちと弔問 式部卿の宮も来邸 源氏、御息所の死霊を恐れる 紫の上、五戒を受ける 紫の上、六月に入り小康を得る 女三の宮、柏木の胤を宿す 源氏、女三の宮を見舞うため、紫の上に暇を乞う 源氏、女三の宮を見舞い、懐妊を知る 柏木の手紙、源氏に発見される 小侍従と女三の宮の狼狽 源氏、柏木の手紙を点検 源氏、女三の宮の処遇について苦慮する 源氏、紫の上と、女三の宮について語る 女三の宮の日常 柏木、手紙の一件を知り、源氏を畏怖する 柏木、今にして宮の欠点にも気づく 源氏、女三の宮の幼さを思う 源氏、玉鬘の賢明さを想い起す 朧月夜の出家 源氏、紫の上に朧月夜のことを語り、女子の養育に及ぷ 源氏、朧月夜に尼の装束その他を贈る 朱雀院の御賀またまた延引、十月、女二の宮主催の御賀行わる 朱雀院、女三の宮を案じて、宮に消息を送る 源氏、苦衷を宮に訴える 御賀さらに延引、十二月に予定さる 柏木、六条の院に参らず 十二月に入り、六条の院の試楽 試楽当日、柏木、参上する 源氏と柏木の会見 柏木、音楽の指導に当る 試楽、童舞の清興 源氏、柏木を諷し、柏木そのまま重病の床に臥す 柏木、療養のため父の邸に移る 女二の宮との別れ 父大臣の邸で柏木の病重る 朱雀院の御賀、暮れの二十五日に行わる 柏木(かしはぎ) 死を前にしての柏木の思い 柏木、女三の宮に文を書く 柏木、小侍従へも手紙、面談を求める 致仕の大臣邸 葛城山の聖 柏木、小侍従と語る 女三の宮の返書、それへの柏木の返事 女三の宮、男子―後の薫―を出産 男子出生と聞いての源氏の思い 産養の儀 女三の宮、源氏に出家を望む 朱雀院、下山して女三の宮を見舞う 女三の宮、父院に出家のことを願う 女三の宮、出家 朱雀院、帰山 六条の御息所の死霊出現 柏木、重態に陥る 落葉の宮への配慮 柏木、権大納言に昇進 夕霧、病床を訪う 柏木、源氏の不興をほのめかし、落葉の宮のことを託す 柏木、死去 落葉の宮、母御息所の嘆き 両親の悲しみ、女三の宮の思い 源氏の、宮への態度 若君、五十日の祝い 若君を見ての源氏の感慨 柏木の死をあわれむ源氏の心情 夕霧、柏木の死の事情に思いをめぐらす 両親の嘆き 一条の宮の寂寥 夕霧の弔問 夕霧と御息所の唱和 夕霧、致仕の太政大臣の邸に立ち寄る 人々、悲しみの唱和 四月、夕霧、一条の宮訪問 夕霧、御息所と贈答 御息所と対面 諸人、柏木の死を哀惜 横笛(よこぶえ) 源氏、夕霧、柏木の一周忌を心をこめて弔う 朱雀院、女三の宮に消息を送る 源氏、成長する薫をいつくしむ 夕霧、柏木の遺言を不審に思うこと絶えず 秋、夕霧、一条の宮を訪れる 落葉の宮、夕霧と想夫恋を合奏する 御息所、柏木遺愛の笛を贈る 帰邸した夕霧と雲居の雁 夢に、柏木現れる 夕霧、笛の処置を思い悩み、柏木の供養をする 夕霧、六条の院に行く幼い皇子たちの有様 夕霧、薫を見てさまざまに思う 夕霧、源氏に横笛のことを語る 源氏、笛の由来を語り、みずから預かろうと言う 夕霧、源氏に柏木の遺言を語る 鈴虫(すずむし) 女三の宮の持仏開眼供養 源氏、女房に訓戒する 女三の宮と贈答 法要の盛儀 源氏、女三の宮の出家生活に、万全の配慮をする 女三の宮の出家生活 八月十五夜、源氏誦」は、心に仏を念じ、口に仏名、経文などを唱えること。女三の宮と贈答 兵部卿の宮たちの来訪 冷泉院よりの御消息 源氏、冷泉院に参上 源氏、秋好む中宮と出家について語る 中宮の真意 源氏の思いと中宮の道心 付録 系図一 系図二 系図三 図録一 図録二 図録三 図録四 図録五 図録六 図録七 図録八 図録九 図録一〇 源氏物語 六 目次 凡例 夕霧(ゆふぎり) 夕霧の落葉の宮への思慕 御息所、物の怪をわずらい、小野に移る 八月のなかば、夕霧、小野に赴く 御息所との応対 落葉の宮、夕霧と挨拶を交わす 夕暮の山荘のさま 夕霧、宮と歌を贈答 夕霧、部屋に入って直接宮に訴える 落葉の宮の心中 夕霧、六条の院に赴く 落葉の宮、夕霧の手紙も無視する 御息所、律師の話から、昨夜の夕霧のことを知る 御息所、小少将の君に問いただす 少将、委細を宮に報告 母娘、対面しての嘆き 夕霧から二通目の手紙 御息所、夕霧に返書 夕霧、雲居の雁に御息所の返書を奪われる 翌日一日中、夕霧、隠された手紙を探す 夕方、ようやく手紙を見つける 夕霧、とりあえず返書を送る 御息所、嘆きのあまり、病勢あらたまる 御息所死去 宮の悲嘆 諸方よりの弔問 朱雀院のお手紙 その夜、御息所の葬儀、夕霧の来訪 御息所の葬儀 夕霧の助力 落葉の宮の悲嘆 夕霧に心解けず 夕霧の思い 雲居の雁と夕霧の贈答 夕霧、再び小野を訪れる 夕霧、空しく帰る 帰途、一条の宮を見る 雲居の雁の思い 明け方、夕霧、小野へ手紙を書く 落葉の宮の手習の歌 源氏の心配 紫の上の思い 源氏、夕霧と語ってその気持を探る 御息所四十九日の法要 朱雀院、落葉の宮の出家の意向を諌める 夕霧、落葉の宮を一条に迎える準備をする 帰京の当日、大和の守の説得 落葉の宮、泣く泣く帰京 一条に帰邸 落葉の宮、塗籠に夕霧を避ける 夕霧、六条の院に帰る 花散里との対話 源氏の思い 三条殿 夕霧、雲居の雁をなだめる 一条の宮の夕霧 夕霧、小少将の導きで塗籠に入る 翌日、夕霧、一条の宮にとどまる 落葉の宮、常の居間にもどる 雲居の雁、致仕の大臣の邸に帰る 夕霧、雲居の雁を迎えに出向く 夕霧、空しく帰る 致仕の大臣、落葉の宮に歌を詠みおくる 藤典侍と雲居の雁の贈答 雲居の雁腹、典侍腹の子女たち 御法(みのり) 紫の上、病久しく出家を願うも、源氏許さず 紫の上、法華経千部の供養を行う 明石の上と唱和 翌日、紫の上、病床に臥す 花散里と唱和 夏、紫の上、一層弱る 明石の中宮、紫の上を見舞う 紫の上、匂宮に遺言 秋、中宮、紫の上の病床を訪う 紫の上、源氏、中宮と唱和ののち、死す 源氏、夕霧に、紫の上の落飾を命ず 夕霧、源氏とともに紫の上の死顔を見る 紫の上の葬送 夕霧、紫の上を追想 源氏、阿弥陀仏を念ず 帝をはじめ、人々の弔問続く 致仕の大臣の弔問 紫の上礼讃 秋好む中宮の弔問 源氏、悲しみにくれつつ、勤行に専念する 幻(まぼろし) 正月、傷心の源氏螢の宮と対面 源氏、女房たちと紫の上のことを語る 源氏の述懐 二月、匂宮と紅梅と 三月、匂宮と桜を惜しむ 女三の宮を訪う 明石の上を訪う 明石の上と贈答 四月、花散里と贈答 賀茂祭の日、中将の君と贈答 五月雨の夜、夕霧と語る 六月の哀傷 七夕の夜の源氏 八月、紫の上の一周忌 九月、菊の悲しみ 十月、雁に思う 十一月、五節の頃の感懐 歳末、出家の準備 紫の上の文を焼く 御仏名に、導師と贈答 十二月、晦の日の感慨 雲隠(くもがくれ) 匂兵部卿(にほふひやうぶきやう) 光源氏没後、三の宮と薫の世評 女一の宮と二の宮 夕霧の子女 大姫君と六の君 六条の院のその後 丑寅の町の落葉の宮 夕霧そのほか諸人、源氏と紫の上を哀惜 薫、冷泉院の愛護のもとに昇進 十四歳の二月、侍従秋、右近の中将 女三の宮と薫の日常 薫、出生の秘密に悩む 帝、中宮、夕霧の薫への心寄せ 光源氏をしのぐ薫の栄達 薫、生れつき身に芳香がそなわる 匂宮、薫に張り合って薫物を好む 匂う兵部卿 薫る中将 匂宮、冷泉院の一の宮に心をかける 薫、厭世の思い深し 十九歳、三位の中将 薫と冷泉院の姫宮 薫の情人たち 六の君、落葉の宮の養女となる 六条の院の賭弓の還饗 夕霧、薫を誘う 紅梅(こうばい) 按察使の大納言と北の方真木柱 大納言の三人の姫君 大君、東宮妃となる中の君を匂宮にと志す 宮の御方の人柄 大納言、宮の御方の容貌に関心を抱く 大納言の音楽懐旧談義 若君の笛に、宮の御方琵琶を爪弾く 大納言、光源氏を追懐 大納言、紅梅に付けて匂宮に歌をおくる 匂宮、宮の御方に関心を寄せる 匂宮の返歌 再び、大納言と匂宮の贈答 北の方退出、匂宮の噂 匂宮、宮の御方に執心 匂宮と八の宮の姫君 竹河(たけがは) 髭黒家の女房の物語 髭黒亡きのちの家族 玉鬘の姫君の縁談―入内のご下命 冷泉院、姫君をご所望 蔵人の少将の求婚 玉鬘、薫を婿にと思う 正月、按察使大納言、夕霧たち、年賀に訪問 玉鬘、夕霧と、姫君の縁談について話す 人々、三条の宮に参賀 夕方、薫、年賀に来る 薫、玉鬘の侍女と贈答 玉鬘の挨拶 正月下旬、薫、蔵人の少将、玉鬘邸を訪う 玉鬘、薫の和琴を所望 薫、蔵人の少将ら酒宴 玉鬘、薫を賞める 三月、姫君たち、碁を打つ 兄弟たちとの睦み 玉鬘母子の語らい 蔵人の少将の垣間見 姫君たち、花を惜しんで、歌を詠み交わす 大君、冷泉院に参ること決定 蔵人の少将の焦燥 雲居の雁、玉鬘の文通 薫の文と少将の落胆 四月一日、少将、歌を贈る 四月九日、大君冷泉院に参る 蔵人の少将と大君の贈答 大君、冷泉院に参り、時めく 冷泉院での薫 蔵人の少将のその後 帝のご不興 大君、懐妊 男踏歌 翌日、薫、冷泉院に召される 御息所、女宮を産む 玉鬘、尚侍を中の君に譲る 玉鬘、夕霧に弁明 玉鬘、出家を思い止まって、姫君たちを後見る 数年後、御息所、男御子を産む 薫のその後 蔵人の少将のその後 御息所、退出がち 薫、昇進の挨拶に、玉鬘を訪問 玉鬘、御息所の苦境を、薫に訴える 隣りの右大臣家 人さまざまの官位昇進 橋姫(はしひめ) 不遇の皇族、八の宮 姫君二人を残し、北の方、亡くなる 不遇の皇族、八の宮 姫君二人を残し、北の方、亡くなる 八の宮の荒廃した邸 八の宮、仏道精進 大君と中の君の人柄 春の日、八の宮、姫君たちと、歌を詠み交わす 八の宮の半生 八の宮の系譜と没落の理由 八の宮邸焼け、宇治に移り住む 八の宮、宇治山の阿闍梨に師事する 阿闍梨、冷泉院や薫に八の宮のことを伝える 冷泉院、姫君たちに興味を持つ 薫は八の宮にひかれる 冷泉院、阿闍梨を使者に、八の宮と贈答 阿闍梨、薫のことを伝える 薫、宇治を訪う 薫、八の宮に傾倒する 冷泉院も親交、三年の時が経つ 三年目の晩秋、薫、宇治を訪う 琴の音に気付く 宿直人、薫を案内する 薫、姫君たちを垣間見る 薫、姫君に挨拶 大君、応対する 老女、現れる 老女の昔語り 薫、大君と贈答 薫、大君に文、人々に物を贈る 翌日、八の宮にも見舞 薫、宇治の姫君のことを匂宮に語る 十月、薫、再び宇治に行く 薫、八の宮と合奏 八の宮、薫に、死後のことを依頼する 薫、弁の物語を聞く 柏木の遺言 弁の君の過去 薫、形見の文反故を受け取る 薫、ようやく宇治を辞去 薫、文反故を読む 薫、母宮を訪う 椎本(しひがもと) 匂宮、初瀬詣での帰途、宇治に中宿り 翌日、八の宮よりお歌 匂宮、返歌 薫、人々と川を渡って山荘を訪れる 管絃の興 匂宮と中の君の贈答 匂宮、中の君と折々、文通 八の宮の思い 大君二十五、中の君二十三 匂宮の執心 薫、その年の秋、中納言に昇進 七月、薫、宇治を訪れる 八の宮、薫に姫君たちの後見を託す 八の宮の述懐 薫、姫君たちの琴を所望する 八の宮と薫の贈答 薫、弁の君、姫君たちと語る 薫、帰京 匂宮中の君と文通 八の宮、山荘に生涯を送るよう姫君たちに遺言 八の宮、女房たちをいましめる 八の宮、姫君たちを残して参籠 八の宮、山寺に病む 八月二十日夜半、八の宮死去の知らせ 悲しい親娘の別れ 薫の悲しみと弔問 忌籠り 姫君たちの悲嘆 忌の果て 匂宮との文通 薫の訪問 大君、薫と対面 薫、弁と語る 弁の素姓 薫、心を残して帰京 匂宮の執心 姫君たちの心細さ 年の暮、山荘の寂蓼 阿闍梨の見舞 年末、薫来訪 大君、対面 薫、匂宮の執心を語る 山荘の接待 宿直人 仏間に八の宮を偲ぷ薫の詠 薫、帰京 年改まる 阿闍梨からの贈り物 匂宮、昨年春の宇治の遊びをなつかしむ 匂宮、夕霧の六の君に心進まず 三条の宮、火災 夏、薫、宇治を訪れ姉妹の姿を垣間見る 付録 系図一 系図二 系図三 系図四 図録一 図録二 図録三 図録四 図録五 図録六 図録七 源氏物語 七 目次 凡例 総角(あげまき) 八の宮の一周忌近づき、薫、宇治を訪う 薫、大君に訴える 薫、弁と語る 弁、大君の真意を語る 薫、その夜、宇治に泊り、大君、応対に出る 薫、大君に近づく 薫、大君に掻き口説く 奇妙な暁の別れ 大君、中の君と薫を結婚させようと思う いぷかしむ中の君 八の宮の一周忌終る 八月末、薫、宇治に行く 女房たち、薫に同心 大君の計画 中の君に薫との結婚を勧める 薫、帰らず、大君の苦悩の心中 大君、弁に、あらためて意中を説く 弁の君、ことを分けて説得 大君、不安ながら、中の君とともに臥す 薫、弁より大君の真意を聞き、心を決める 弁、薫を導き入れる 大君、逃げる 薫、中の君と気づき静かに夜を明かす 弁たち老女一同喜びながら就寝 翌朝の薫の思い 大君、中の君の思い 薫、弁に怨みを訴える 薫の文あり 大君、返歌す 薫、懊悩の揚句 匂宮を訪れる 匂宮、薫に、宇治への仲立ちを懇望 薫、中の君を匂宮に娶せる決意 薫、匂宮を宇治に伴う 薫、まず弁の君を欺< 大君、安心して、薫と対面 匂宮は中の君のもとに、薫、大君に真相を明かす 大君、薫を恨み、うちとけず 薫、匂宮、それぞれの暁の別れ 薫と匂宮、帰京 匂宮の後朝の文 匂宮、新婚第二夜の宇治通い その夜、大君、中の君をなだめる 匂宮、中の君にいよいよ惹かれる 三日の夜、大君と薫の心遣い 大君と薫の歌 母中宮、匂宮を訓戒 匂宮、薫に励まされて、宇治に行く 薫、中宮に伺候、さまざまの物思い 匂宮を迎える中の君 大君の悲しみ 匂宮、中の君に誓う 匂宮、中の君に一層惹かれる 中の君も匂宮に惹かれる 暁の別れ 匂宮、宇治に通えず 大君、薫の思い 九月、薫、匂宮を促して、ともに宇治に行く 待ち喜ぷ山荘の人々 大君、薫と物越しに対面 匂宮、中の君を重く扱おうと、苦慮する 薫の後見 匂宮、宇治の紅葉狩 薫、宇治の宮にも用意をさせる 匂宮一行、船遊び 匂宮の中宿り、果せず 匂宮、翌日も、中の君を訪えず 匂宮の嘆き 宇治を去る人々の唱和 大君の無念の思い 中の君の思い 大君の憂悶 匂宮、禁足を命じられ六の君との縁談進む 薫の後悔 中宮のご意見 匂宮、女一の宮方に行き伊勢物語の絵に心をやる 匂宮、女一の宮方の女房に心を紛らす 薫、宇治に、大君の病を見舞う 薫、大君を慰める 翌朝、薫、心を残しながら帰京する 薫の供人から、匂宮と六の君の緑談を聞く 大君、中の君を見ていよいよ悲しむ 中の君、父宮を夢に見る 匂宮より文あり 匂宮、心ならずもなお間遠 薫、大君を見舞う 薫、親しく大君を看取る 大君の思い 八の宮、阿闍梨の夢にも見える 薫、中の君と贈答 薫、神仏祈願に手を尽す 大君、受戒を願うも、人々許さず 人々、薫を宇治に見舞う 豊明の日、薫の思い 薫、臨終の大君と語る 大君、死す 薫、大君を葬る 中の君の嘆き 忌に籠る薫―後悔の思い 薫の哀傷の歌 薫、中の君を慰める 十二月、雪降る月夜、薫の哀傷の歌 雪山を見て、薫の哀傷の歌 忌に籠る薫―人人の追憶談を間< 匂宮、来訪物越しの対面 匂宮、宇治に泊る 匂宮、中の君 物越しの贈答 匂宮、薫を慰め、帰京 十二月、薫、帰京 匂宮の、中の君を京に移す計画、具体化 早蕨(さわらび) 新春、中の君の悲しみ 宇治山の阿闍梨より、年頭の挨拶 薫、匂宮を訪れる 薫、大君の思い出をしみじみと語る 匂宮、中の君を京に迎えることを薫に諮る 中の君、京への移転を思い悩む 中の君、除服 薫から、車、前駆の者など派遣 薫、移転の前日、宇治来訪 中の君との対面 大君遺愛の紅梅に中の君、薫の唱和 薫、出家した弁と対面 弁と中の君の唱和 京への出立 京への道中 善美を尽した二条の院 その夜の薫の思い 六の君、裳着 夕霧、六の君を薫にと思うが、拒まれる 薫、二条の院を訪問 西の対の中の君 宿木(やどりぎ) 藤壺の女御腹の女二の宮 女二の宮十四の年、裳着を前に、女御死去 中陰過ぎ、女二の宮参内 帝、女二の宮の婿に薫をとおぽしめす 帝、薫と碁を打ち、女二の宮のことをほのめかす 碁終って、薫、菊花一枝を賜う 夕霧、六の君を匂宮にと心ざす 中宮の説得に匂宮も折れる 薫、女二の宮との結婚を内諾 なお大君を想う 六の君の婚儀、八月と予定される 中の君の不安 中の君、わが身に省みて大君の思慮深さを思う 中の君懐妊中、五月頃より悪阻 八月に入り、匂宮の婚儀近づく 薫、中の君を匂宮に譲ったことをくやむ 薫、そのまま夜を明かし朝顔の花に目をとめる 薫、朝顔を折り取って、二条の院へ 薫、中の君と対面 朝顔の唱和 薫、源氏薨去の往時を回想 中の君、八の宮の忌日を口実に、宇治行きを願う 薫、大君逝去時からの精進をなお続ける 六の君の婚儀の夜 匂宮、二条の院で中の君を慰める 中の君の悲しみ 六の君との初夜 六の君への後朝の文 匂宮、中の君を慰める 六の君の返歌 中の君のつらい立場 匂宮、中の君をいたわる 第二夜、匂宮、六の君のもとへ 第三夜、夕霧、薫を相伴の客として誘う 第三夜の儀 薫の前駆の不平 薫、今宵の儀を回想しわが身の上を顧みる 薫、その夜を按察使の君の局に過す 三夜の翌日、六の君の容姿 匂宮の夜離れ続き中の君、薫に消息 薫の返書 翌日の夕、薫の訪問 薫、簾中に入って添い臥す 薫、何ごともなく、中の君のもとを辞去 帰邸後、薫の苦悩 薫、早朝に歌を贈る 薫の執着 匂宮、中の君のもとに 匂宮、薫の移り香をあやしむ 匂宮の疑惑 夫婦の唱和 匂宮、翌日も二条の院にくつろぎ、泊る 薫、中の君のもとに衣料を贈る 中の君への、匂宮、薫の配慮 中の君、薫の態度に困惑 薫、また夕ベの訪問 再び、簾中の対面 薫の口説 薫、大君追慕の情切なる旨を訴える 中の君、異母妹(浮舟)のことを薫に打ち明ける 薫、辞去 なお、薫の未練 薫、九月の末に宇治を訪れ、弁の尼と語る 阿闍梨に、寝殿移築のことを諮る 弁の尼、亡き柏木、大君の思い出を語る 八の宮の遺児の素姓 薫と弁の尼の唱和 薫、中の君に蔦を贈り、寝殿移築の了解を求める 匂宮と中の君、秋の前栽を前に、琵琶、筝を合奏 匂宮、三四日滞在 夕霧、迎えに来る 新年、正月末、中の君の出産近づく 女二の宮の裳着近づく 二月はじめ、薫、権大納言兼右大将に昇進 中の君、男子出産、産養の儀 二月二十日過ぎ、女二の宮の裳着、婚儀 薫、女二の宮を三条の宮に迎えようとする 薫、匂宮の若君の五十日を祝う 薫自身も訪問 若君を見る 藤壺における藤の花の宴 按察使の大納言の不満 列座の人々の和歌 御遊たけなわ 翌日の夜、女二の宮三条の宮に移る 四月二十日過ぎ、薫、宇治に赴き、浮舟と邂逅 薫、浮舟を垣間見る 薫なお垣間見 弁の尼、浮舟と対面 薫、弁の尼と語る 東屋(あづまや) 薫、浮舟にひかれながらもためらう 浮舟の母、良縁を切望する 常陸の介の暮しぶりと、求婚者左近の少将の登場 母君、少将を婿にと決め一人奔走する 少将、浮舟が介の実子でないことを知り怒る 少将、常陸の介の実子との縁組を求む 仲人、少将の意向を常陸の介に伝え、介、喜ぷ 仲人、少将をほめ上げる 常陸の介、求婚に応じ、少将、喜ぶ 母君、当日になって破談を知らされる 母君と乳母の嘆き 乳母薫の申し出を勧める 当日、常陸の介、一人結婚の準備に励む 母君、中の君に文を送り、援助を頼む 中の君、承諾する 常陸の介の婿扱い 母君、浮舟を伴って二条の院に参上 母君、匂宮を隙見する 母君、浮舟の結婚に、高い理想を持ち始める 少将、登場 匂宮のお前では、生彩なし 母君、中の君に匂宮をほめる 母君、浮舟の不運を中の君に訴える 薫、来訪 母君、隙見する 中の君、薫に浮舟のことをすすめる 母君、薫をほめる 中の君、母君に薫をすすめる 母君、帰る 匂宮、帰邸、母君の車を見咎める 翌夕、匂宮、ふたたび西の対へ 匂宮、浮舟を発見 乳母が現れる 右近がやって来る 乳母、右近に急を告げる 右近、中の君に報告 中宮ご病気の知らせが来る 匂宮、ようやく立ち去る 危機を脱した浮舟 乳母、浮舟を慰める 匂宮、参内の気配 中の君、浮舟を呼ぷ 乳母、右近に申し入れ 中の君、浮舟を慰める 中の君、絵を見せて、浮舟を慰める 姉妹の睦み、女房たちの臆測 乳母の報告、母君浮舟を引き取る 浮舟、三条の小家に行く 常陸邸における少将の婿君ぶり 母君と少将の問答 母君、いよいよ浮舟の良縁を願い、薫のことを思う 三条の小家の浮舟 母と娘の交わす歌 薫、宇治に行き、新造の寝殿を見る 薫、弁の尼のもとに立ち寄り、浮舟への仲介を頼む 女二の宮を重んじる薫 弁の尼、出京 浮舟の隠れ家を訪う その夜、薫来訪 薫、浮舟に逢う 翌朝、薫、浮舟を伴って、宇治に行く 宇治への道中、人々の思い 薫の悲しみ 宇治に着く 薫、京に手紙 薫、くつろいで浮舟と日を暮す 薫、琴を調べ、浮舟と語らう 薫と弁の尼の贈答 付録 飛香舎藤花の宴 三日夜の儀 李夫人 系図一 系図二 系図三 系図四 図録一 図録二 図録三 図録四 図録五 図録六 図録七 図録八 源氏物語 八 目次 凡例 浮舟(うきふね) 匂宮、浮舟を忘れがたく、中の君を恨む 薫の思惑 その後の、中の君と薫の間柄 正月、宇治の便りあり 匂宮、薫からかと疑う 匂宮、浮舟の文を見る 匂宮、大内記より、薫が宇治に女を隠すことを聞く 匂宮、大内記に宇治行きを語らう 匂宮、宇治に行く 匂宮、宇治山荘に着く 匂宮、垣間見 浮舟を見つける 匂宮、右近の語るのを聞く 女房たち、中の君を話題にする 匂宮の興味募り、人々、やがて寝る 匂宮、薫を装って部屋に入り込む 浮舟、匂宮と知る 翌朝、匂宮帰らず 右近、匂宮と知る 右近、時方らを叱る 右近の画策 物忌と偽る 迎えの車来る 右近言いくるめて返す 匂宮、浮舟、たがいに惹かれる 匂宮、手習に絵を描き、歌を詠み交わす 時方、帰参 右近、時方の復命を言上 匂宮、思い悩む 匂宮、別れを惜しみつつ、帰京 匂宮、二条の院に帰り、中の君を怨む 母中宮よりお見舞 薫の見舞を受ける 匂宮、浮舟に文をやる 二月、薫、宇治に行く 薫と浮舟、それぞれすれ違う思い 薫、浮舟、歌を交わす 二月十日頃、宮中に詩宴催さる 匂宮、宇治に赴く 翌朝、浮舟を連れ出す 小舟で、橘の小島のほとりを行く二人 隠れ家の朝、一日目 匂宮と浮舟、贈答 隠れ家の二日目 逢瀬のあと、匂宮は病み 浮舟方、薫の迎えを待つ 匂宮より文あり浮舟、思い悩む 浮舟、匂宮の文を見る 薫の文を見る 匂宮への返歌 薫への返歌 薫、女二の宮に、浮舟のことを打ち明ける 匂宮、薫の浮舟移転の計画に、対策を立てる 母君、宇治に来る 母君、弁の尼と語る 浮舟、母の話すのを聞きつつ、入水を思う 母君、帰京 薫の文、匂宮の文 文使いの鉢合せ 薫の使者、相手の正体を見届ける 匂宮、浮舟の文を見る 随身、薫に委細を報告 薫、さまざまの思い 薫、浮舟に詰問の手紙 浮舟、薫の手紙を返す 右近と侍従、こもごもに浮舟を諫める 右近、姉の実例を語る 侍従、匂宮を勧める ふたたび右近の忠告 浮舟、死を願う 内舎人、やって来て、警護強化の旨を伝える 死を決意する浮舟 浮舟、身辺の整理 匂宮の上京を促す手紙 浮舟、返事せず 匂宮、宇治に行く 宇治の邸の厳重な警護 時方、侍従と会う 匂宮、路傍に坐して侍従の話を聴く 匂宮、帰る 浮舟の今はの思い 浮舟、匂宮の文に返歌 母の文に返歌 乳母、右近も不安がる 蜻蛉(かげろふ) 浮舟失踪の翌朝 右近ら入水と推測 匂宮よりお使い 匂宮、改めて時方を遣わす 時方、侍従に会う 侍従浮舟急死の旨を告げる 時方、乳母の嘆きに不審を抱く 時方、侍従を問いただし事情を聞き出す 母君も宇治に来る 侍従、右近と相談して母君に真相を語る 右近たち、母君を説得して、葬送の車を出す その夜、火葬に付す 右近、侍従、秘密を守る工作 翌日、薫の使い、弔問 薫の嘆き 匂宮の嘆き 薫、匂宮を見舞う 薫、浮舟のことを語りそれとなく皮肉を言う 薫、さらに皮肉を言って退出 薫、高貴の人々に思われた浮舟の宿世を思う 薫、葬送の簡略なのを浮舟のために惜しむ 四月十日、薫、二条の院の匂宮に歌を贈る 匂宮、中の君に打ち明け、少し心を慰む 匂宮、時方らを宇治に遣わす 右近に会う 右近の代りに侍従を連れ出す 侍従、二条の院に参上 匂宮、侍従をいたわる 薫、ようやく宇治に行き、右近と会う 右近を問い詰める 右近の打ち明け話 薫、さらに追究する 右近の証言 薫、浮舟をあわれむ 薫、悲しみながら帰京 薫、浮舟の母を弔問 母君のお返事 母君、常陸の介に事情を語る 浮舟四十九日の法要 匂宮、薫、悲しみのその後 明石の中宮方の女房小宰相、薫を弔う 明石の中宮の法華八講 薫、女一の宮を垣間見る 薫の反省 薫、女二の宮を前に、女一の宮の面影を追う 女宮に、女一の宮と同じ衣裳を着せて慰む 翌朝、薫、明石の中宮方に参上 匂宮も参上 薫、中宮に女一の宮よりのお文を請う 薫、西の渡殿に行く 中宮と大納言の君との語らい 大納言の君、浮舟入水のことを中宮にお話しする 女一の宮より女二の宮へお便り 匂宮、慰めに、侍従を中宮の女房に迎える 式部卿の宮の遺児宮の君、女一の宮方に出仕 匂宮、宮の君に懸想する 匂宮、薫、中宮のお前に参上 薫、中宮の女房と語る 薫、中宮の女房と語りつつ、中の君を思う 薫、西の渡殿に行き、女一の宮の女房と語る 薫、宮の君を訪う 薫、あらためて宇治の姫君たちを偲ぶ 手習(てならひ) 横川の僧都の母の尼、初瀬詣での帰途、病む 僧都、下山して宇治に赴く 僧都、宇治の院を検分 怪しい若い女性を発見 僧都、この女性を院の内に助け入れる 尼君、到着 妹尼、女性の介抱に手を尽す 土地の下人、浮舟葬送の噂をする 一行、比叡坂本の小野に帰着 若い女性、なお回復せず 六月に入り、妹尼の請いで、僧都下山 妹尼、僧都に病状を訴える 僧都、周囲の反対を押して修法 物の怪の告白 浮舟、意識よみがえる 失踪前後の回想 浮舟、ようやく回復、出家を望み、五戒を受ける 浮舟、素姓を明かさず 尼君たちの素姓 秋の小野の山里の風情、山荘の日常 浮舟の回想、述懐 世を忍ぷ浮舟の日常 妹尼の昔の婿中将の来訪 妹尼、中将と対面 中将一行、村雨に降りこめられる 浮舟の心事 中将、ふと見かけた浮舟のことを少将に語る 中将の関心 妹尼の期待 中将、横川で禅師に浮舟の噂をする 中将、帰途、浮舟に歌を詠みかける 妹尼、返歌 中将、小鷹狩にかこつけて再訪 中将と妹尼の贈答 妹尼、中将をひきとめる 大尼君の出現 深夜の演奏会 大尼君、和琴を弾く 翌朝の中将からの歌 妹尼の返歌 浮舟、なお出家を願う 九月、妹尼、初瀬にお礼参り、浮舟、同行をことわる 浮舟、つれづれに、少将の尼と碁を打つ その夜、月明に中将の訪れ 中将、歌を詠みかけ、浮舟、母尼の部屋に入る 浮舟、老尼たちにおびえて夜を過す 浮舟、寝られぬままに来し方を思う ようやく夜明ける 僧都、下山の知らせ 浮舟、出家を決意 日暮れ、僧都、下山 浮舟、僧都に出家を懇願 浮舟、僧都の手によりついに出家 出家の翌日、浮舟の述懐 妹尼の落胆 僧都、一品の宮の夜居に伺候 僧都、中宮に浮舟の一件を語る 僧都、帰山の途中小野に立ち寄る 中将の来訪 浮舟の尼姿を中将垣間見る 中将の思惑 中将、浮舟に消息 浮舟の心情 その日常 新春の小野 浮舟の感懐 紀伊の守の来訪 紀伊の守、薫の動静を語る 浮舟、自身の法要の布施の衣裳を見ての感慨 薫、一周忌の法要を営む 薫、中宮御所に伺候 胸中の悲しみを語る 中宮、小宰相に薫に語るよう奨める 小宰相の打ち明け、薫の驚き 薫、中宮のご意向を確かめる 薫、横川の僧都に会おうとする 夢浮橋(ゆめのうきはし) 薫、横川に僧都を訪う 薫、浮舟のことを問う 僧都の困惑 僧都、詳細に事情を語る 薫の驚き 薫の、僧都への説明 僧都に小野を訪れることを依頼 薫、とりあえず小君に託す手紙を僧都に依頼 薫、僧都の手紙を得て下山 山荘より遥かに帰途の薫一行を望む 薫、事情を明かして小君を遣わす 僧都より、あらかじめの知らせ 小君、到着 僧都の書簡の趣 小君との面会を拒み 浮舟、心中を語る 小君、薫の手紙をもたらす 薫の手紙 浮舟、返事を拒む 小君、空しく帰る 薫の疑い 付録 陵園妾 系図一 系図二 系図三 系図四 図録一 図録二 図録三 図録四 年立
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